“沈没“の編集後記
どうも。
あまり自分の動画を語ることはありませんが、
これ(↓)については解説のようなものをしてみたかったので。
合作『マイナー合作2011 ~二年ぶりでもま、いーなー!~(sm16450809)』の単品フルです。7分越えのLong版は諦めました。
素材収集・取材等3年、制作1か月くらい。
実際の事故を題材としているので、史実に忠実に、不快にならないように注意して作った結果、ネタが0の動画になりました。
色々あって(イタリアの座礁事故やら韓国の沈没事故やら)2年ほど制作・投稿を延期しています。
歴史系はいくら音MADでもしっかり確認しておかないと、そっち方面の人たちに怒られそうな気がして怖かったですね。
乗客乗員の写真も200人ほど集めましたが、動画の数秒の尺に合うはずもなく、無理やり主要だと思った人物約80人を詰め込みました。大失敗です。
登場した人物はこちら。(ついでに動画に登場してる映画版の人物の台詞とかも書いておきます)
乗客の証言は資料を漁ってると、どうもあやふやだったり、いい加減なところが多かったので、グッゲンハイム氏の発言やバンドの最期まで演奏していたというところしか採用してません。Long版だとパン焼き主任のジョーギンやアスター大佐、ストラウス夫妻、バイルズ神父などもっとたくさんの実在人物も出す予定でした。
最期まで通信を行っていたフィリップス一等通信士のSOS信号をこっそり入れてあります。
ちなみに、映画『タイタニック』のオリジナル人物はなるべく登場させない方向で作ってました。オリジナル人物はトーマス・トミー・ライアン「俺たちに生きる権利はないのか!」のみ。
ディカプリオはすきです。
【選曲について】
ピアノ協奏曲第1番"蠍火"のタイトルの元ネタが『銀河鉄道の夜』の「蠍の火」からだということで、
蠍火→蠍の火→銀河鉄道の夜→タイタニックの話が出てくる→タイタニック→これに決めた! という流れでした、たぶん。
タイトルは全く思いつきませんでしたので、かなり適当。
と、ほとんど音MADの話をしませんでしたね・・・。
音の一部で初めてKeroVeeを使いましたが、これがサッパリ。使い方間違えました。
映像ではディゾルブに頼りすぎた感があるので、そこが反省点。
ともかく、ドキュメンタリー素材の音MADは作ってても見てても学べてお得なので、もっと増えてほしいな~と思ってます。流行れ。
あまり自分の動画を語ることはありませんが、
これ(↓)については解説のようなものをしてみたかったので。
合作『マイナー合作2011 ~二年ぶりでもま、いーなー!~(sm16450809)』の単品フルです。7分越えのLong版は諦めました。
素材収集・取材等3年、制作1か月くらい。
実際の事故を題材としているので、史実に忠実に、不快にならないように注意して作った結果、ネタが0の動画になりました。
色々あって(イタリアの座礁事故やら韓国の沈没事故やら)2年ほど制作・投稿を延期しています。
【使用素材】
- 『タイタニックの真実』ヒストリーチャンネル
- 『タイタニック』(1997)ジェームズ・キャメロン監督作品
- 『銀河鉄道の夜』(1985)杉井ギサブロー監督作品
【参考】
- Encyclopedia Titanica(ホントにお世話になりました)
- Wikipedia
- ニコニコ大百科
- その他、タイタニック研究サイト
- 『SOSタイタニック 忘れえぬ夜』(1958)ロイ・ウォード・ベイカー監督作品(こっちのほうがしっかりと再現されていて、特に一等船客の危機感の薄さがよく描かれていて好きですが、史実との違いも結構多いので参考程度)
- 『ジェームズ・キャメロンのタイタニックの秘密』(2003)ジェームズ・キャメロン監督作品
- 『タイタニック号の最期』ウォルター・ロード(ちくま文庫)
- 『ドキュメント 豪華客船の悲劇』竹野弘之(海文社)
- 『増補 豪華客船の文化史』野間恒(エヌティティ出版)
- 『不沈 タイタニック―悲劇までの全記録』ダニエル・アレン・バトラー(実業之日本社)
- 『タイタニック百年目の真実』チャールズ・ペレグリーノ(原書房)
- 『タイタニックがわかる本』高島健(成山堂書店)
- 『タイタニック号99の謎』福知怜(二見文庫)
- 『海の奇談』庄司浅水(文元社)
- 『タイタニック号の殺人』マックス・アラン・コリンズ(扶桑社文庫)
- 『思考機械の事件簿』ジャック・フットレル(創元推理文庫)
- 『曲がった蝶番』ジョン・ディクスン・カー(創元推理文庫)
- 『運命のSOS』牧逸馬
- 『銀河鉄道の夜』宮沢賢治
- 『十号船室の問題』ピーター・ラヴゼイ(ハヤカワ文庫『ミステリマガジン700【海外編】』所収)
- 乗客乗員の証言、手記など
- 当時の新聞記事など
歴史系はいくら音MADでもしっかり確認しておかないと、そっち方面の人たちに怒られそうな気がして怖かったですね。
乗客乗員の写真も200人ほど集めましたが、動画の数秒の尺に合うはずもなく、無理やり主要だと思った人物約80人を詰め込みました。大失敗です。
登場した人物はこちら。(ついでに動画に登場してる映画版の人物の台詞とかも書いておきます)
【乗組員など】
- エドワード・ジョン・スミス 船長。 死亡
- ジョセフ・ブルース・イズメイ ホワイトスターライン社社長。(さりげなくボートに乗り呆然とした状態で)生還
- トーマス・アンドリュース 主任設計者。(「定員ギリギリまで乗せるんだ!」「もっと強い船を作るべきだった」) 死亡
- ウィリアム・マクマスター・マードック 一等航海士。(「左舵一杯!」「舵はいっぱいなのか!」) 死亡
- チャールズ・ハーバート・ライトラー 二等航海士。(「ご婦人と子供さんからボートに乗っていただきます」「聞かない者は片っ端から撃ち殺す!」 海に投げ出された後、転覆したボートに乗り生還) 生還
- ハーバート・ジョン・ピットマン 三等航海士。 生還
- ジョセフ・グローブス・ボックスホール 四等航海士。(後に映画『SOSタイタニック 忘れえぬ夜』でテクニカルアドバイザーとして参加してます) 生還
- ハロルド・ゴッドフリー・ロウ 五等航海士。(「下がらないと撃つぞ!」) 生還
- ジェームス・ポール・ムーディー 六等航海士。(受話器に出て「わかった」「左舵一杯!」) 死亡
- ヘンリー・ティングル・ワイルド 航海長。 死亡
- ジョセフ・ベル 機関士長。(「全速後進!」最期まで電気を供給する為に機関室に残っていました) 死亡
- ジョージ・フォックス・ホスキング 主席三等機関士。 死亡
- ジェームス・ヘンリー・ヘスキス 二等補助機関士。 死亡
- アルバート・ブリアン 機関士。 死亡
- フレデリック・ウィリアム・バーレット 火夫。 死亡
- ジェームス・キーガン 一流(指揮官的存在?)火夫。 死亡
- ロバート・ヒチンズ 操舵手。(衝突時に舵を取っていた人「はい、そうです!」) 生還
- レジナルド・リー 見張り係。 生還
- フレデリック・フリート 見張り係。(氷山を最初に発見した人。「まっすぐ前方に氷山です!」「なんで曲がらねえんだよ!」) 生還
- ジョン・J・フィリップス 一等通信士。(沈没ギリギリまで救難通信を打ち続けていました。転覆したボート上で凍死) 死亡
- ハロルド・ブライト 二等通信士。 生還
- チャールズ・ジョーギン パン焼き主任。(ウイスキーを飲み、転覆したボートまで泳いで生還した人) 生還
- ヴァイオレット・コンスタンス・ジェソップ 看護婦。 生還(後にブリタニック沈没事故にも巻き込まれるが生還した人)
- ウィリアム・フランシス・ノーマン・オローリン 外科医。 死亡
- ウォレス・ハートリー バンドマスター。ヴァイオリニスト。(「君たちと演奏できて幸せだった」) 死亡
- ロジャー・ブリコックス チェリスト。 死亡
- セオドア・ブレイリー ピアニスト。 死亡
- ジョージ・クリンズ ヴィオリスト。 死亡
- ジャック・ヒューム ヴァイオリニスト。 死亡
- ジョン・ウェズリー・ウッドワード チェリスト。 死亡
- ジョン・クラーク ベースヴァイオリニスト。 死亡
- パーシー・テイラー チェリスト。 死亡
【乗客】
- アーチボールド・ウィリンガム・バット 陸軍少佐、大統領補佐官、ジャーナリスト。 死亡
- イジドー・ストラウス メイシーズ百貨店オーナー。 死亡
- アイダ・ストラウス イジドー・ストラウス夫人。 死亡
- ウィリアム・トーマス・ステッド ジャーナリスト、心霊主義者。 死亡
- エディス・C・エヴァンズ 1等船客女性客の中で死亡した5人のうちの1人。 死亡
- キャロライン・ブラウン エヴァンズに説得されボートに乗った女性客。 生還
- ジャック・フットレル 小説家。 死亡
- ジョン・ジェイコブ・アスター 実業家、投資家、発明家、作家、陸軍大佐。 死亡
- チャールズ・メルビル・ヘイズ 鉄道会社社長。 死亡
- ビビアン・ポンソンビー・ペイン ヘイズ氏の書記。 死亡
- トーマス・バイルズ 神父。 死亡(沈没寸前まで聖書を読み上げていた人)
- ジョージ・ダントン・ワイドナー 実業家。 死亡
- ハリー・エルキンズ・ワイドナー 図書収集家。 死亡
- ベンジャミン・グッゲンハイム 実業家。(「紳士たるもの最期の時は正装で迎えたいのでね」) 死亡
- ビクター・ガイタン・アンドレア・ジリオ グッゲンハイム家の執事。 死亡
- ルネ・パーノット グッゲンハイム家の運転手。 死亡
- ヘンリー・B・ハリス 劇場興行主。 死亡
- ジョン・ハーパー 牧師。 死亡
- フランク・M・ウォーレン・シニア 実業家。 死亡
- ジョージ・デニック・ウィック 実業家。 死亡
- ジョン・リチャード・フライ イズメイ家の執事。 死亡
- ウィリアム・ヘンリー・ハリソン イズメイの秘書。 死亡
- デビッド・ジョン・ボーウェン プロボクサー。 死亡
- ウォルター・ドナルド・ダグラス 企業重役。 死亡
- アニー・ファンク 宣教師。 死亡
- エドワード・オースティン・ケント 建築家。 死亡。
- ジョセフ・フィリップ・ルメルシエ・ラロッシュ エンジニア(唯一のアフリカ系乗客)。 死亡
- ジュリエット・マリー・ルイーズ・ラロッシュ ラロッシュ夫人。 生還
- シモーヌ・マリー・アン・アンドレ・ラロッシュ ラロッシュの長女(当時3歳)。 生還
- ルイーズ・マルグリット・ラロッシュ ラロッシュの次女(当時1歳)。 生還
- フランシス・デービス・ミレー 画家、彫刻家。 死亡
- ウィリアム・T・スローパー 株式仲買人。 生還
- ヘレン・チャーチル・キャンディー 作家、インテリアデコレーター、地理学者。 生還
- アーチボールド・グレイシー4世 陸軍大佐、作家、アマチュア歴史家、不動産投資家。 生還
- ミルヴィナ・ディーン 最年少の乗船者。 生還
- エヴァ・ディーン ミルヴィナ・ディーンの母親。 生還
- カール・ベア テニス選手。 生還
- コスモダフ・ゴードン男爵5世 剣士、地主。 生還
- ダニエル・バックレー 三等船客。 生還(女装してボートに乗り込んだ人)
- ドロシー・ギブソン 映画女優。 生還
- フランシス・ブラウン ローマカトリック司祭、写真家。 生還
- フレデリック・キンバー・スワード 弁護士。 生還
- マーガレット・ブラウン ソーシャライト、フィランソロピスト、活動家。 生還(生存者捜索のため救命ボート6号を現場に戻させた女傑。「不沈のモリー・ブラウン」として有名)
- マデリーン・アスター アスター大佐の妻。 生還
- メイ・フットレル 小説家。ジャック・フットレルの妻。 生還
- ルーシー・レディダフ・ゴードン ファッションデザイナー。 生還
- ローダ・アボット 海に落ちた後救助された唯一の女性客。 生還
- ローレンス・ビーズリー 教師、ジャーナリスト、作家。 生還
- ルーシー・ノエル・マーサ・ロテス伯爵夫人 ロテス伯爵の妻。 生還
- ロバータ・エリザベス・メアリー・マイオニー ロテス伯爵夫人のメイド。 生還
- エドモン・ナヴラティル タイタニック孤児(当時3歳)。 生還
- ミシェル・ナヴラティル タイタニック孤児(当時1歳)。 生還
- 細野正文 鉄道院副参事(唯一の日本人客、YMO細野晴臣の祖父)。 生還
乗客の証言は資料を漁ってると、どうもあやふやだったり、いい加減なところが多かったので、グッゲンハイム氏の発言やバンドの最期まで演奏していたというところしか採用してません。Long版だとパン焼き主任のジョーギンやアスター大佐、ストラウス夫妻、バイルズ神父などもっとたくさんの実在人物も出す予定でした。
最期まで通信を行っていたフィリップス一等通信士のSOS信号をこっそり入れてあります。
ちなみに、映画『タイタニック』のオリジナル人物はなるべく登場させない方向で作ってました。オリジナル人物はトーマス・トミー・ライアン「俺たちに生きる権利はないのか!」のみ。
ディカプリオはすきです。
【選曲について】
ピアノ協奏曲第1番"蠍火"のタイトルの元ネタが『銀河鉄道の夜』の「蠍の火」からだということで、
蠍火→蠍の火→銀河鉄道の夜→タイタニックの話が出てくる→タイタニック→これに決めた! という流れでした、たぶん。
タイトルは全く思いつきませんでしたので、かなり適当。
と、ほとんど音MADの話をしませんでしたね・・・。
音の一部で初めてKeroVeeを使いましたが、これがサッパリ。使い方間違えました。
映像ではディゾルブに頼りすぎた感があるので、そこが反省点。
ともかく、ドキュメンタリー素材の音MADは作ってても見てても学べてお得なので、もっと増えてほしいな~と思ってます。流行れ。
オワリ